【谷繁選手兼任監督のコメント】
(決勝ホームランの平田は)オールスターで、何かつかんで
帰ってきてくれたのかな?2本目はフォーク。うまく前でさばいて打った。
欲を言えば、9回の2死満塁の場面。
あと1本打てると、レベルがもう1つ上にいく。
(プロ初スタメンの赤坂が3安打)十分じゃないですか。
必死にやっている結果。ああいうのが、チームの活性化につながる。
(先発・若松は)ずっとそうだけど、点を取られてからも、
何とかしのいで、試合を作っている。そのあたりが、今後、
勝ちがついてくることになると思う。今の投球を続けてほしい。
(今日は又吉・田島・福谷のリレーだったが、今後も?の問いに)
それは分からない。福谷は四球からスタートして、
周りに不安を与えてしまうピッチングだった。そこを何とかできればね。
あのポジション(ストッパー)は、ゼロで帰ってくれば良いポジション。
ただ、それが本当はきついんだけどね。
【戦評】
平田の1試合2本塁打の活躍などで、後半戦白星スタート。
平田良介の1試合2本塁打などで、後半戦初戦を白星で飾った。
試合は初回、丸の2ランホームランでカープが先制するが、
直後の2回表、平田の2ランホームランでドラゴンズが同点に追いつく。
その後、両軍無得点が続いていく中、迎えた8回表、ヒースから、
平田が今日2本目となるソロホームランを打ち、これが決勝点に。
最終回は福谷が先頭打者を四球で歩かせるものの、後続は抑えた。
平田の1試合2本塁打は、2013年6月23日の巨人戦(東京ドーム)以来、
自身2年ぶりである。また、ホームランだけではなく、
6回のライトの守備で、2塁走者の生還を阻止したバックホームも
今日のゲームのポイントになる、大きなプレーだった。
ドラゴンズは後半戦白星スタート。借金は7に減った。
明日も、投打のかみ合った戦いを期待したい。