【谷繁選手兼任監督のコメント】
・今季初登板・雄太投手について
初回、2アウトからツーベース2本。
で、シアーホルツ、失投と言えば失投ですね。
5回3失点、無難と言えば無難なんだが
(点の)取られ方がやはり悪いでしょう。
・8回に登板した福谷に関して
こういう使い方もあるということで。
ちょっと配置転換も考えなきゃいけないということです。
・攻撃陣に関して
ランナーを出しながら、あと一本。
3番・遠藤は非常に粘り強くやってくれたと思う。
こういったことが力になっていくんじゃないでしょうか?
(タイムリー内野安打に繋がるヘッドスライディングを決めた)
高橋周平にしても遠藤にしても
彼らがそういう思いでやってくれるということが大事だと。
・4番に起用したナニータについて
打ってくれれば良かったんですが
う〜ん…(しばらく考えて)そういうことですね。
ルナがずっと出ずっぱりということもあるし
(先発・前田との)相性とかいろいろな面がありますよ。
【戦評】
大幅に入れ替えた打線も効果なし。ヒットは出ているが・・・
本拠地ナゴヤドームに戻り仕切り直し!と行きたいカープ戦。
1回に1点を先制されたものの2回に同点に追いつく。
3回に2点を勝ちこされたが、その裏
プロ初のクリーンアップ、3番に抜擢された遠藤が気迫のヘッドスライディングで
タイムリー内野安打。すぐさま1点を返すなど
決して前日のいや〜な負けを引きずっていたわけではない。
この日は首位打者争いをするルナをスタメンから外し4番はナニータ、
そして大島、亀澤の1・2番コンビに戻すなど打線を大幅に入れ替えた。
ヒットもカープの7安打を上回る8安打。
しかし4回以降、カープ先発マエケンの前にゼロ行進。
チャンスは作るがあと一本が出なかった。
一方、投手陣は今シーズン1軍初マウンドの先発・雄太が
ナゴヤドームにめっぽう強いシアーホルツに2ランを許すなど
5回を投げ3失点。良いとも悪いともいえない投球だった。
それでも、あとを継いだ祖父江、福谷、高橋聡文が4回以降無失点。
ここの所、疲れを見せ始めていた中継ぎ陣が踏ん張りをみせた。
前半戦も残り4試合。少しでも借金を減らしておきたい。