日本時間の8日、午前5時すぎアルゼンチンのヴエノスアイレスから吉報が届きました。56年ぶりのオリンピック東京開催、前回9歳だった私は、「女子バレーボール・東洋の魔女」「重量挙げの三宅兄弟」「マラソンの円谷」「レスリングのアニマル渡辺」などを覚えています。家のテレビは白黒で、カラーで見たのは市川崑監督による記録映画「東京オリンピック」だったと思います。小学校の体育館で上映会を行い、全校児童が見たと記憶していますが、ひょっとしたら札幌市民会館に見に行ったのかもしれません。写真はJALのB777-200 機体の後部に2020招致・オフィシャルスポンサーの文字が見えます。場所は東京国際空港・羽田の第1ターミナル前で、A滑走路をはさんで国際線ターミナルビルが見えます。
羽田のC滑走路RWY34Rを離陸するANAのB767-300 五輪招致スローガンが書かれた機体です。東京オリンピックのときには、国内の聖火輸送に国産プロペラ旅客機、全日空のYS-11が使用され、ANAのYS-11にはオリンピアの愛称が付けられていました。
国産と言えばジェット旅客機MRJ。初飛行や納入の遅れが何度も発表され、いまのところ2017年に納入とのことです。いくらなんでも2020年にはANAで普通に飛んでいますよね。そのときは聖火輸送も期待しましょう。