昨日、中国南方航空が5月からセントレア⇔武漢へ直行便を週4往復運航すると発表がありました。武漢はウーハンという読み方を高校のころ習った記憶がありますが、地図を見ますと上海から西、香港から北を結んだ線が交わる地点に近く、人口1,000万人を超える湖北省の州都です。セントレアの初便は5月17日からボーイング737-800で運航されますが、実は同時期に静岡空港にも週3便で武漢から乗り入れます。搭乗客は圧倒的に中国人が多いでしょうが、この両空港をうまく組み合わせたツアーができそうですね。写真はセントレアに到着した中国南方航空のエアバスA320です。
上の写真とは撮影日が違いますが、斜め前方から撮った中国南方航空のA320です。中国南方航空は中国最大の航空会社で、自らのホームページに世界第3位の旅客輸送量とアジア最大の600機以上の機材を保有し、安全管理面でも高い評価を受けています。と、載せています。中国の航空会社で唯一、超大型機エアバスA380を保有し、最新鋭のボーイング787も運航しています。
中国南方航空のエアバスA320到着機が、セントレアのスカイデッキ前をスポットに向かって移動しています。中国南方航空は中国南部の広州に拠点を置き、スカイチームのメンバーです。青い垂直尾翼に赤く描かれているのは「カポック」の木だそうです。国際航空運送協会=IATAが昨年7月に発表した航空輸送実績ランキング(旅客キロの総合ランキング)で中国南方航空は世界第5位です。上位の4社は1位米国・ユナイテッド航空、2位米国・デルタ航空、3位UAEドバイ・エミレーツ航空、4位米国・アメリカン航空で、改めてエミレーツが急速に巨大化したことに驚きます。中国南方航空も、ルフトハンザ、エールフランス、ブリティッシュ・エアウェイズのヨーロッパの強豪を7・8・9位に従えています。