こんにちは!水・木担当 AD・ゆう です!
2011年3月11日に発生した東日本大震災から、今日で4年になりました。
リスナーさんから各々の3・11エピソードがたくさん届き、たくさん紹介させていただきました。
そんな節目の今日、『もしもし、矢野ですけど。』のコーナーでは
宮城県山元町 臨時災害FM局「りんごラジオ」 の 高橋真理子さん に電話をお繋ぎしました。
東日本大震災発生から わずか10日後、
元・東北放送アナウンサー高橋厚さん を中心として立ち上げられた「りんごラジオ」。
100%自社制作で、局長の厚さんは 一日も休むことなく地元の情報を発信 していましたが、
12月に体調を崩し、現在は病院で療養されています。そんな高橋局長の意思を引き継ぎ、
妻の真理子さんを始めとした9名のスタッフで今でも放送を続けているそうです。
東北地方で活動する臨時災害FM局で、いち早く開局した「りんごラジオ」。
他のメディアではフォローしきれない“自分の住んでいる町の情報”を伝えてくれる地元のラジオは
情報の錯綜する震災直後の被災地で、どれだけ力になったことでしょう。
東海地方でも、いつ大震災が起こるか分かりません。
起きてしまったあと、このように迅速に臨時災害FM局を開設するためにも、
どのように人や機材を集めるか、場所はどうするか、など
あらかじめ自治体で話し合っておくことが必要だなと感じました。
さて、『声の書 書の声』は 『会いたいよ』
震災後、矢野さんが被災地で出会ってきた方々のエピソードをお届けしました。
お届けした 『忘れない』 という曲は、被災地の子どもたちの言葉を繋げて書いた曲です。
被災地のために何も出来ない自分を卑下するのではなく、
どれだけ思いを込めたか、忘れないことが大切。思いは絶対に通じる・・・
『いつもと同じ朝を迎えられることが幸せ』と矢野さん。
『一番欲しいものは普通』という言葉、とても胸にじーんときます。
『防災グッズなどの物資の備えだけでなく、気持ちの備えも必要。』という言葉を聞いて
あらためて今日、震災について考えてみようと思いました。