日替わりラジオ 火曜日 青山紀子です。
チーフディレクターが出勤している時しか、ディレクター目線のコレコレコレクションが
書かれていませんので、曜日に随分偏りがありますよね〜〜。
それを気にしてか、本番前に打ち合わせ室にやってきて、先ほどの
コレコレコレクション その168が 出来上がりました。
(今日は たまたま 出勤だったみたいね)
ちゃんと火曜日も出勤してくれなくちゃね〜〜〜〜(笑)
今日のオープニングは、名古屋の老舗料亭 か茂免さんでの「向春の宴」でのお話。。。
尾張藩の武家屋敷や財界人のモダンな邸宅が立ち並ぶ白壁に
1000坪の敷地を有する 老舗のか茂免さんには、
なかなか普段には行ける機会はありませんが、
中国琵琶を聴いて、お料理などを楽しむ催しがあり、行ってまいりました。
名妓連(名古屋の芸妓さんや舞妓さんが所属)さんのお姉さんたちも数名いらっしゃり、
それは華かな宴に。。。。
名物「シャチホコ」をみせて頂きました。至近距離で。。。
映画の「舞妓はレディ」などにも出てきますよ。
これ、簡単そうに見えて、なかなか出来ないんです。
家で挑戦してみたけど、玉砕・・・・(←普通はやらないですよね〜(笑))
ちょっと訓練してみようかな?先週の逆上がりに続いて。。。。
「 紀子のオトナのたしなみ 」
オトナになっても、なんとなくすごしているけど、良くは知らないことなどお伝えしている
このコーナー。 今日は、「ひな祭りと雛人形」
上巳の節句といって 平安時代は 3月最初の巳の日に、
草や紙でつくった「ひと形」に心身の穢れを体をなでて移し 川に流して清める日だった。
それが 小さなもので遊ぶおままごとのような 「ひいな遊び」 と結びついていきました。
室町以降、次第に人形作りの技術が発達し、江戸中期ごろには
女の子のお祝いとして民間李定着するように。。。
飾り方は、日本古来は、向かって右が男雛でしたが、
明治以降 西洋の様式が取り入れられるようになり、向かって左に男雛となりました。
(京都などでは、古来の飾り方をするところもあるようです。)
菱餅の色は、上から、桃色、白、緑もあれば、桃色、緑、白も あります。
これは、白い雪の下に緑色の新芽が芽吹いているか、
雪の中から新芽が新芽が芽吹いているかの違いだそう。。。
雛あられも 関東・関西はまったく違い、米粒のポン菓子に甘く味つけた関東式、
もともと菱餅を砕いて作ったので、もち米から作る醤油や塩味などのあられが、関西式。
この地方は、米粉でつくった「おこしもん」を食べるところも多いですね。
早く片付けないと 婚期が遅れる・・・というのは、
早く飾るために出すのは 嫁に早く出す、
早く片付けるのは、娘が早く片付く・・・にも繋がっているよう。
それと、しつけのためとか、元は厄を人形に移すという意味合いだったので、
早めに自分から遠ざけるためなど、諸説あります。
この地方も、瀬戸のお雛めぐり、徳川美術館、中馬のおひなさまなど、あちこちで
お雛祭りの催しがありますね。
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エンディングは、昨年誕生した 名古屋オリジナルの手締め「なも締め」の話を。。。
「名古屋締めで しめよか なも」
「なも なも なも」
「なも なも なも」
「な〜〜も な〜〜も」
「なも なも なも」
最近いろんな会の締めで 使われるように なってきましたね。
今回は、お店が、なも締め用の拍子木を ご用意くださり、
拍子木で たたいてみました。 にぎやかになり、なかなか良いですね〜〜〜。
様々な名古屋文化、守り、伝えて行きたいですね〜〜。
みなさんも、色んな会合の最後に やってみてくださいね〜〜。