私のプロフィールの生年月日をご覧いただきますと、昨日が60歳の誕生日だったことがお分かりいただけるかと思います。写真は6年前の2009年1月に、私が初めてセントレアのイベントステージで仕事をさせていただいたときのカットです。当時のミッドナイトフライトの公開録音で、航空写真家のルーク・オザワさんとトークショーを行いました。ルークさんは今の方が髪の毛も、髭も多くなっていますが、私は髪が白く、少なくなってしまいました。
さて、中部国際空港・セントレアは明日、2月17日に開港10周年を迎えます。開港した2005年は国際博覧会「愛・地球博」が行われました。私がデジタル一眼を買ったのは2008年の秋ですので、それ以降にセントレアで撮影した懐かしのジャンボ機を今回はご覧いただきましょう。2009年12月に撮影したJALのボーイング747-400国際線機材です。滑走路西側の制限区域から管制塔をバックに撮影しました。JALのボーイング747は2011年3月1日で全ての運航を終えました。
一方ANAは国内線のボーイング747-400Dを2014年の3月31日まで運航していましたが、惜しまれながら全て退役しました。写真はANAポケモン・ピカチュウジャンボ。2013年9月の退役を前に、8月24日セントレアに最後に飛来した際の出発シーンです。沖縄那覇に向けて動き出したピカチュウジャンボをANAのスタッフが、誘導路に限界まで近づいて見送っています。
以前はセントレアによく飛来していた大韓航空のボーイング747-400の着陸シーンです。2011年の12月、滑走路西側の制限区域内の撮影ゾーンから撮影しました。大韓航空は今でもB747-400を保有していますが、最近よく見かけるのは実質的な後継機と言えるB777-300ERか、それよりも小さな機体です。
セントレアに最後までボーイング747-400を使用して、定期便を乗り入れていたデルタ航空も昨年の10月26日を最後に、エアバスの中型機A330-200にダウンサイジングしました。この写真は2011年12月31日に撮影したものです。セントレアが開港してから10年が経ち、旅客便のジャンボ機が定期便から姿を消したのは、時代の流れとはいえ、やはり寂しいですね。