過激派「イスラム国」とみられる勢力による邦人人質事件。
ニュースは最悪の結果を伝えている。
現在進行形ゆえ予断は禁物だが、
もし真実なら、私はまず同胞の苦境に思いを馳せたい。
テロへの怒りや政治の不手際や入国への疑問はその次だ。
順序だてて考えられないほど私たちは余裕を失っていない。
そこが非人道的な輩に対する最大のアドバンテージではないか。
自分や家族や友人や地元や国を愛する。
その愛は他者を憎むことによって歪められてはならない。
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愛することと悼むこと
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