成田空港のB滑走路の撮影スポット「東雲の丘」から、A滑走路の代表的な撮影スポット「さくらの山」に移動しました。第1ターミナルの展望デッキに次いで、見学者が多いスポットです。出発機がそれほど多くない時間帯は、大型機を中心に着陸機もA滑走路RWY16Rに降りてきます。タイ国際航空のエアバスA380がA滑走路に接近してきました。バックに見える建物は「マロウドインターナショナルホテル成田」です。私は今回2連泊しました。これだけヒコーキとホテルが一緒に写るということは、ホテルの部屋からもヒコーキが良く見えます。
現在、成田に旅客型のボーイング747-400ジャンボ機を、いちばん多く飛ばしているのはデルタ航空です。この機体の機番を見ますと、旧ノースウェスト航空の機材であることが判ります。ノースウェストは大量のジャンボ機を使って成田をハブ空港としていました。その機能はデルタ航空に引き継がれています。上のA380に比べるとかなりスマートに感じます。
スターアライアンス塗装のこの機体はANAのボーイング777-300ERです。2階が無いのでさらにスマートに感じます。ところでANAは次期政府専用機ボーイング777-300ERのメンテナンスを請け負うことになりました。ANAはB777-300ERの後継機種にボーイング777-9Xを20機発注していますので、今後ともボーイングの大型機を使い続ける意志を感じます。政府専用機の後継機種としては、777-9Xでは時期的に間に合わないので、モデル末期の777-300ERを導入することになりました。信頼性は高く、賢明な選択ではありますが、すぐに旧式モデルになり、エアラインから退役してしまうと、現行のB747-400と同様に整備に支障がでてしまうかもしれません。
JALのボーイング777-300ERがほぼ同じ地点を通過しました。いずれの写真にもマロウドホテルが写っていますが、上の階の窓が一部カーテンが開いた状態になっています。私はまだチェックイン前ですが、上から3番目の10階、右から5番目あたりの部屋にステイしました。