国産初のジェット旅客機「MRJ・三菱リージョナルジェット」の強度試験専用の機体と、その設備が報道関係者に公開されました。昨日のテレビのニュースや今日の新聞などで映像や、写真を見ましたが、エンジンは付けずに、機体に離着陸時や旋回などでかかる負荷を、人工的かつ連続的にかけて強度を確かめる装置なのですね。どの新型機でも通る道ですが、決して飛ぶことのない試験機があるということです。写真は2年前の国際航空宇宙展でMRJのモックアップ(実物大の機内模型)のビジネスクラスのシートに座っている私です。
MRJのモックアップの窓から外を撮りますと、展示スペースが見えます。おそらく三菱重工の展示スペースかと思います。MRJの窓はかなり大きく、機内からの撮影が楽しめそうです。
2012年の国際航空宇宙展の会場は2ヶ所に分かれ、写真のポートメッセ名古屋に屋内展示ブースや商談スペースが、屋外展示スペースはセントレアに設けられました。4年に1度のイベントですが2016年の会場は「東京ビッグサイト」に決まっています。大型の実機は展示できないですね。
MRJの強度試験機や飛行試験機でのテストがこの先、順調に進むことを願っています。