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4月12日 大浮世絵展

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今日の ごぶサタデー のりこのごくらぶでは、
現在 名古屋市博物館で 5月6日まで開催中の 『 大浮世絵展 』 をご紹介しました!

先日も こちらのブログでチラッとご紹介しましたが、さらに詳しく~~~。

今回は、国際浮世絵学会創立 50周年記念ということで、
スター浮世絵師たちの作品が、世界各国から集結して、贅沢な内容となっています。
もうこの先 50年は こんなに贅沢に作品が見られることはないのでは?といわれるくらいの
内容で、本当に 面白かったです!!

入り口は、こんな風に写楽の作品がお出迎え~。
手の中に入って、写真撮影もできるのです♪

入り口の右側は、これまた 人気作品の 歌川国芳の 『相馬の古内裏』の作品が。。。
横長のパノラマサイズの浮世絵で、大きな骸骨の御簾にかかった手が、あの世とこの世を分ける。
虚実の境を表しています。

今回、世界各国から傑作が大集合!340点が集まりました。
色あせを防ぐため、2~3週間ごとの展示なので、3月11日~5月6日の開催期間中、
最初と最後では、9割くらい 内容が違うので、何回行っても楽しめそうです。

入り口には、こんな風に、有名作品の展示期間が、表示されています。
お話を伺った 名古屋市博物館 学芸員 津田卓子さんは、浮世絵がご専門。
専門家もワクワクするほどの作品群。

今回の大浮世絵展は、浮世絵の教科書のように、
江戸初期~大正・昭和まで時代順に展示されていて、ジャンルも様々。
(役者絵、美人画、風景画、戯画、武者絵などなど)

浮世絵というのは、もともと その時代に何が流行していたかを描いたもの
時代順に展示されていると、どんな風に流行が変わっていったのかというのも よくわかります。

例)美人画のプロポーションの描き方も、8 頭身の すらりとしたものから、
現実的な 5 頭身ぐらいのものへ。。。とか、
着物の着方とか、浮世絵に使われる 色使いなども。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
■■■現在の 見どころ■■■

◆浮世絵の祖とも言われる 菱川師宣の 歌舞伎絵図屏風
 ( 右側 歌舞伎の中村座の舞台の様子、左側に その裏の楽屋の様子を描いたもので、
   周りで見ている観客や、外を歩いている人々の賑わいもあらわしています。)


◆北斎の大波の作品の見比べ
 ( 有名な富嶽三十六景 神奈川沖浪裏 と その30年前にかかれ プロットとなった 
  おしをくりはとうつうせんのづ を 見比べることができる)

◆重要文化財の写楽の市川蝦蔵の竹村定之進
 ( だれもが きっとどこかで見たことがあるもの )

◆歌麿の当時三美人 の作品 
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■■■今後の見どころ■■■

近頃人気の 北斎の娘 の 応為の作品が、
1週間だけ、父 北斎の作品 と 競演します。

北斎は、実際に、美人画の代筆を応為にさせていたことは、
研究者の間では 有名な話。
北斎自身も 自分より、美人画は 応為の方が 上手いと いっていたそう。

応為の作品というのは、あまり残っていなくて、十数点しかない この機会は貴重。
4月23日~27日までの5日間のみ 親子競演です。
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博物館内も、遊び心いっぱい。
こちらは、馬琴の南総里見八犬伝の 一場面が 描かれた作品。
大屋根の上に 上った つもり~~。

図録もこんなに立派!! 
永久保存版ですね~~

ぜひ、歴史的な『大浮世絵展』 お楽しみください。
名古屋市博物館は、地下鉄 桜山駅  4番出口 歩いて5分、
大人 1300円 です。

番組ブログは こちら ↓↓↓

【4月12日 大浮世絵展 (ごぶサタデー のりこのごくらぶ) 】



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