高橋先生のスポーツ社会学。
先日 卓球の世界大会で13才(中一)の女子が優勝しました!
日本のトップ選手も出場する中、無名の(といってもいい、高橋先生もほぼノーマークの)
若い選手が出てきたことが 驚きでした。
でも、この結果には ちゃんと結果につながる日本の取り組みがあったのです。
今回優勝した13歳の平野美宇選手。
実はJOCエリートアカデミーにかよう選手です。
このアカデミーは中一から高三までの6年間、寮に住み
近隣の中高で勉強をし、授業の後はナショナルトレーニングセンターで
専門的なトレーニングをつむ、という、いわゆる英才教育をするプログラム。
もちろん、将来有望な選手が全国から集められています。
このプログラムの対象競技は フェンシング、卓球、レスリング、水泳飛び込み、ライフル射撃。
一般に、中・高の部活ではやらない競技、団体競技ではないもの、が対象となっています。
この成果が今回でた、と、みることができます。
このアカデミーでは スポーツの指導だけでなく、体作りのための食事・栄養指導、
コミュニケーションや社交的スキル、語学、学校の勉強の補習もカバーしてくれます。
2020年、東京オリンピックのとき、今回の2人の選手は19歳。
ちょうどベストパフォーマンスが期待される年齢です。
これからも、すくすくと伸びていってほしいですね!
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夕焼けちゃんねるその1033「卓球」
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