ボーイング737-800はエアバスA320と市場を二分する、150~180席クラスのベストセラー機です。主翼の先端がピンと上に伸びた、ウィングレットが特徴です。ところが、初期の機体にはウイングレットが付いていないタイプもあります。写真のスカイマークB737-800にもウィングレットが付いていません。私もこのタイプの機体に1度だけ乗りましたが、シートは濃いブルーの革張りでした。
あいにく機体に陽が当たっていませんが、ボタンの花が描かれたスペシャルマーキングのエアーチャイナ・中国国際航空のB737-800もウィングレットが付いていません。原版を拡大して機体後部にB737-800の文字があることを確認しています。エアバスA320にもシャークレットが付いている機体が増えてきましたから、シンプルな主翼のB737-800は珍しい存在と言えると思います。