今日は、実は 前々から 自分が気になっていた話題
【エンディングノート】 について お届けしました。
東洋大学教授で 『いのちの教育』 や 『家族社会学』 が ご専門の
井上治代先生に 伺いました。
実は、井上先生は、エンディングノートの生みの親で、
１月から 中日文化センターで 講座も 開かれます。
（※ ＮＰＯ法人 エンディングセンター 理事長 『自然志向の樹木葬を手がける』 ）
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◆エンディングノートとは、
『自分の命の終わりを意識して 自分の意思を 書き残しておくノート』のこと。
◆なぜ こういうものが 必要になったきたかといえば、
昔は ３世代家族が多く、祖父母の意思を親や孫世代が 聞いていたが、
今は 核家族で その意志が 伝えられなくなったから、書く必要が出てきた。
◆井上先生は、これまで 死に行く人にインタビューをしてきたが、
全部 準備しているので、『 死ぬのが 怖くない 』 という。
積極的に、葬儀はこうしたい、墓はこうしたいと 具体的に、
それも お友達と 笑い飛ばしながら 考えることで 『死』 が わかってくるから、
怖くなくなると。 【輝いて 生きるための 生前準備】 とおっしゃっています。
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◆ノートは、市販のもの、パソコンでダウンロードできるもの、
または、普通のノートに書いたって いいと。
（普通のノートの場合、表紙は、自分の着ていた服の布地をはるなどすると 特別感がでる）
書く事は、自分らしい葬儀、お墓、形見分け、延命治療、死の告知してほしいか などなど、
いざと 言うときのものを 書きますが、
井上先生は、それに加えて、自分の人生を振り返ってみるというページの
2部構成が お勧めだそうです。
例えば、思い出の中の父や母、生家の見取り図を書いてみたり、
人生でうれしかったこと、つらかったことなどなど。
また愛しい人へのメッセージなどもいいそうです。
65歳 過ぎてから書き始める方が 多いようですが、
書き始めるポイントは、きちんと書こうと思わず、
メモ程度でもいいということ、考えが変わったら、2重線を引いて 日付をかいて、
その下に書き足していけばいいそうです。
とにかく 足跡を残すこと。
愛しい人への メッセージでは、書いてみて、現在 みせてみると いいと。
さらに 家族間、夫婦間が よくなる場合も あれば、また 冗談いって～と、
取り合ってくれない場合も。
先生いわく 人間は 『 生きてきたようにしか 死ねない 』 んだそうです。
なので、家族との距離のとり方を見直すチャンスにもなる。
自分のページには、見に行った映画のチケットをはり、感動した！！と
ひとことだけでもいいし、その後、なぜ感動したか書きたくなったら、
書き足せばいいんだそうです。とにかく気楽に書き初めてみてください。
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◆このエンディングノートは、その人の意思が書かれているので、
残された子供たちで 意見がわかれたときの 判断材料になる。
しかし、法的拘束力はないので、その点だけ 注意が 必要とのこと。
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◆中には、死んだあとも、世の中に 仕掛けをして、なくなる方も いるようで、
毎年 奥様の誕生日に バラの花束が届くように 頼んで この世をさったり。。。
すると、なくなった後も 自分がこの世に存在して、みんなと つながっていられるんですよね。
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井上先生ご自身の中日文化センターでの講座
『エンディングノートを書こう！』は1月23日（木）～
お昼1時～2時30分で、月一で3月までのの3回講座です。
ご興味あれば、問い合わせてみてくださいね。 0120-53-8164
また、先生が理事長の市民団体
ＮＰＯ法人エンディングセンターは、現在 東京と大阪にしかありませんが、
自然志向の樹木葬をされています。
会員制で、心豊かに過ごすための生前準備・死後のサポートの会でもあります。
ご興味があれば問い合わせてみてください。042-850-1212
東海地区からの会員さんもいるそうです。
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１２月２１日 エンディングノート
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