先週土曜日のモーニングフライトで話題にした珍しいシーンをご覧いただきましょう。10時台から12時過ぎにかけてFDAフジドリームエアラインズの離着陸機が最大4機撮れます。撮影日は11月24日、撮影場所はエアポートウォーク名古屋の4階です。当日は弱い北風で滑走路はRWY34が使われていました。FDAの7号機、エンブラエル175がタッチダウンした瞬間です。
同じヒコーキが、風向きが変わらないのに、逆向きの滑走路RWY16から離陸してきました。上の写真と同じ場所で約40分後に撮影しました。小型機は普通にRWY34から離陸していたのに、FDA機だけは逆方向でした。理由は?航空自衛隊岐阜基地の航空祭でブルーインパルスの展示飛行が行われていたからです。県営名古屋空港のRWY34を離陸すると、正面に岐阜基地があります。離陸後に急旋回で回避するよりも、風が弱かったので安全確保のために、逆方向へ離陸することが決められていたようです。
同様のシーンは他の機体でも見られました。この紫の機体はFDAの6号機E175です。メインの接地ポイントにピタリと着地しました。
FDA6号機は着陸から、1時間近く経ってRWY16から離陸しました。紫の機体は暗く写りがちなのでスポット測光で狙ってみました。
もう1機、FDAの2号機エンブラエル170の着陸シーンです。FDAの1号機・2号機・4号機は胴体の短いE170で76席。上の2機、E175は2列多く84席あります。
着陸から約50分後に離陸したFDA2号機です。ブルーインパルスの展示飛行中、結局3機のFDA機がRWY16から南向きに離陸して行きました。