【谷繁選手兼任監督のコメント】
(プロ先発の2年目・鈴木投手に関しては)
鈴木は四球3つだして、なぜそうなったのか反省して次に活かしてほしい。
彼らには一つ一つが経験、肥やしになりますから。
その後野村が行ってゲッツー取って帰ってきたんですけどが、
中継ぎ陣もよく粘り強く投げてくれましたね。
(プロ初の3安打猛打賞と気を吐いたルーキー・遠藤選手について)
遠藤も3本。1番として良かったですね。
ショートゴロ一つさばくのも経験。今後も若手とベテランの競争です。
今日の引き分けは、若手に取ってはいい収穫。
チームとしては借金9ですから良くはないです。
一つでも減らさないと。
【戦評】
2年目・鈴木、ほろ苦先発デビュー。
ドラゴンズは2年目の鈴木翔太がプロ初先発。
しかし3連続四球で4回途中降板と、ほろ苦デビュー。
試合はジャイアンツが追いついてからは一進一退。
結局、延長12回引き分けに終わった。
この日の注目は先発の鈴木。
初回、2回と順調にアウトを重ねるも、3回、
自軍の守りのミスを足掛かりに2失点。
打線が逆転してくれた4回には、勝利への重圧を感じたのか、
まさかの3連続四球。投げても投げてもストライクが入らない。
ベンチはそんな鈴木に降板を言い渡す。
試合はドラゴンズが4回に同点とされてからは中継ぎ陣が踏ん張り、
勝ち越し点をジャイアンツに与えない。
野村・岡田・又吉・福谷・田島・高橋聡と6人の投手をつぎ込み、
何とか守り抜いた。
一方の打線は3回こそ、ナニータのタイムリー2ベース、
エルナンデスの2点タイムリーで得点をあげたが、その後は残塁の山。
ルーキー・遠藤、主力のルナが共に3安打ずつを放つなど計14安打しながら
あと1点が奪えなかった。
ドラゴンズは今季2度目の延長12回引き分け。