先月、旭川空港で撮影した写真を何度かご覧いただきましたが、帰る日は新千歳空港で出発前に撮影しました。夕方6時を過ぎ、しかも雨がかなり強く降っていました。ターミナルビル3階の展望スペースからガラス越しの撮影になります。JALのボーイング777-200が滑走路RWY19Rに向かいます。誘導路に水がたまり、機体が反射しています。先行するのはAIR DOのボーイング767-300です。ISOはオートにセットしたところ1,000になっていました。
上の写真のJALボーイング777-200が前のカットの2分後、滑走路RWY19Rに進入するために右折しています。後方にはJALのボーイング737-800が続いています。上の写真をモニターで見て暗く感じたため、露出を1/3プラス補正しました。ISOは2,000まで上がっています。
JALのボーイング777-200が滑走路RWY19Rに進入しましたが、よく見ると前輪がまだ少し右に切れています。胴体後部に「JAL SKY NEXT」のロゴがあります。全席本皮シート、機内Wi-Fiなどインテリアがリニューアルされた、スカイネクスト仕様の機体です。
離陸滑走を始めたJALのボーイング777-200が、滑走路RWY19Rの残り9,000フィート(約2,700m)地点に差し掛かりました。機首の奥にILSのグライドパス(計器着陸装置の進入角を誘導する電波を出す)アンテナが見えます。実は新千歳空港のRWY19方向にはターミナルビルに近いRWY19RにだけILSが備えられています。普段、着陸用に使っているRWY19Lは、視界不良で降りられません。このヒコーキは先行機に続いて、すぐに離陸できましたが、この後は着陸機が多く、待たされる出発機が目立ちました。
以前もご紹介しましたが、ガラス越しの撮影に威力を発揮するのが、ご覧の「忍者レフ・ミニ」です。黒い部分をガラスに押し当て、ガラスに反射した室内の光を隠すことができます。ヒコーキの窓や、ホテルの窓越しの撮影に重宝しています。