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新幹線車内の焼身自殺 結果は放火テロに等しい事態に

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昨日の東海道新幹線での火災事件には、どなたも衝撃を受けたと思います。なにより焼身自殺の巻き添えで亡くなられた方が、あまりにもお気の毒です。負傷された方々や、同じ列車に乗り合わせた皆さんも大変ですし、さらに運休や遅れで迷惑を被った多くの利用者が影響を受けたわけです。新幹線50年の歴史上、初めての事態と聞きました。写真はJR東海、大井車両基地の新幹線車両です。

N700A型新幹線の運転席に近い普通車の3列シートの写真ですが、1号車ではなく16号車です。新幹線の車内で写真を撮ることは普段しないのですが、このときはJALパック50年、新幹線50年のコラボ企画でイベントの司会を終え、関係者だけが乗っている16号車で大井車両基地に向かっていましたので、記念に撮りました。
今回の放火犯は状況から焼身自殺なのでしょうが、結果は放火テロに等しい事態だと言えると思います。犯罪者やテロリストが意図を持って新幹線を標的に、放火や爆発物でテロなどを仕掛けて来ると、現状は無防備に近いのではないかと思います。開業直後から映画では標的にされてきた新幹線ですが、思わぬ形で乗客に死傷者が出てしまいました。

一方、旅客機は数々のハイジャックやテロ事件を受け、手荷物検査や金属探知機による身体検査が行われています。機内での火災は墜落に直結する、まさに一大事です。写真はANAのボーイング737-800の普通席の機内です。

機種は同じボーイング737-800ですが、こちらはJALのシートです。東海道新幹線は最短で3分間隔で走っています。16両編成で1,000人以上乗れますので、この乗客に空港並みのセキュリティーチェックをしたら、現在の列車本数は、とても維持できません。どんな対策を考えるか注目したいと思います。先の話ですが、リニアはヒコーキ並みにせざるを得ないでしょうね。利用する側も、その方が安心だと思います。



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