【谷繁選手兼任監督のコメント】
(決勝打となった亀澤選手のタイムリー内野安打について)
走者の大島がよく走ってくれましたね。
ただ打つだけでなく、あぁいう取り方もしないといけませんね。
出てない時期があったりして、
どこが悪いのか向き合ってくれたんだと思います。
(好リリーフを見せた又吉投手に関しては)
意識を持ってやってくれていますね。
安定感が少しずつ出てくると思います。
(5回途中6失点で降板した先発・バルデス投手に関しては)
ちょっとキレがなくなってきてますね。
相手の攻め方を考えることも必要ですね。
【戦評】
亀澤・復"活"でチームに"勝"力。
前夜競り負けドラゴンズが一夜で雪辱。
3時間59分に及ぶ接戦で交流戦ここまで不調が続いていた亀澤が、
復調を告げる3安打・2打点の活躍。
開幕から好調なチームを支えた元気印がチームを勝利に導いた。
ドラゴンズの先発はバルデス。
この日は中6日で登板したものの、ボールにキレがなく痛打を浴びる。
初回に2点、3回に2点とコツコツ単打を連ねる楽天打線を振り切れない。
結局、勝利投手まであと一歩という5回途中で6失点KO。
この日は身上の粘りも薄れ、3勝目はお預けとなった。
そんな苦しい展開でチームに活力を与えたのが、亀澤。
4回には一時、勝ち越し打となるプロ初長打を放つと、
8回には気迫のヘッドスライディングで内野安打をもぎ取った。
この間に2塁走者の大島の好走もあってドラゴンズが勝ち越し。
チームは接戦をモノにした。
開幕直後の連勝を支えた亀澤が、不振を克服しての活躍。
勝ち切った序盤の戦いが戻りつつある。
チームは翌日に今季初のビジター2カード連続勝ち越しをかけ、
今年の交流戦最終戦を行う。