【谷繁選手兼任監督のコメント】
(先発・岩田について)点の取られ方は、何とか最少失点で切り抜けて
粘っていたが、ランナーの出し方がね…。それ以外は…。
今日は、同じところにチャンスが回ってきた。
相手ピッチャーに合わない中でも、何とかしていかないといけないし、
チームとして、ちゃんとやっていかないといけない。
(交流戦の負け越しが決定)勝てば流れが良い。
負ければ流れが悪い。そういうものじゃない。
【戦評】
再三ランナーを出しながら決定打が出ず。交流戦の負け越しが決定。
中日は再三ランナーを得点圏まで進めたが、決定打が出なかった。
楽天は3回、1死満塁から藤田の犠牲フライで1点を先制。
中日は5回、9番・藤井のソロホームランで同点に追いつくが、
直後の5回裏、先発・岩田が牧田の犠牲フライで再び勝ち越しを許す。
6回には、中日の1軍キャンプ地に程近い沖縄・北谷高校出身の伊志嶺が、
自身2年ぶりとなるソロホームランで追加点。
岩田は6回3失点で降板し、先週のオリックス戦に続き、
今シーズン2敗目を喫した。
中日は4番・ルナが2安打、6番・和田が3安打を打ち、チャンスを作ったが、
決定打が出ず。7番・エルナンデスが3度、チャンスで打席に立ったが、
いずれも凡退。結果としては、ここがブレーキとなってしまった。
中日は交流戦の成績が6勝9敗1分けとなり、残り2試合を残し、
今季の交流戦負け越しが決定。楽天戦は2年ぶりの黒星となった。
初戦は落としたが、まだ「カード勝ち越し」の可能性は残されている。
交流戦は残り2試合。いずれも勝って、来週以降のリーグ戦につなげたい。