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5月16日(土)vs阪神戦のコピー

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【谷繁選手兼任監督のコメント】

 

(先発の大野について)
初回から非常に気迫のこもったピッチングをしてくれていた。
8回・9回の先頭バッターにフォアボールを出して、
まぁ、課題は残るんだが、
その後、抑えてくれてよかった。

(改めて大野の今年の良さを聞かれ)
自分で考えて、去年とは普段の練習から私生活から、
去年と違うことを考えているというところを評価している。

(左ピッチャーに対して先発でナニータを起用したことについて)
タイミングを見て、ああいった形でナニータを使うことを考えていた。

(なかなか次の1点が取れなかったことに関して)
常に課題として残っている。
毎日、一人一人のバッターが打席に向かうときに
しっかりと頭を整理して打席に向かって行きたい。

(連敗が止まり、明日の先発が吉見だが)
うちはその日その日の試合をしっかり勝っていく。今は目の前の一試合です。

 

【戦評】

まさにエースの風格!大野 今シーズン2度目の完封勝利

 

連敗ストッパー役を任された先発・大野。試合後に

「絶対に負けられない試合」と語ったように試合開始から気迫のこもった

投球を見せた。5回にノーアウトからランナーを背負ったものの

2塁に進塁させることなく後続を打ち取り無失点。

初めてピンチは8回、ファオボールとデッドボールで1アウト2塁1塁、

それでも大野は落ち着いていた。代打・狩野を

セカンドゴロのダブルプレー。そして9回、再び2アウト2塁1塁のピンチ。

マートンの放った打球がセンターを襲う。

打たれた大野が「抜けた!と思った」というあたりだったが

大島が俊足を飛ばしがっちりキャッチ!

大野がこの日初めてマウンドで笑った。

4月21日のヤクルト戦と同じ1対0、今シーズン2度目の完封勝利。

まさに左も右も関係なくエースと呼べるピッチングと気迫だった。

間もなく生まれてくる第1子に最高の報告ができるに違いない。

打線は阪神先発・能見から4回、ナニータがチーム唯一の

得点となるタイムリーヒット。左ピッチャーながらスタメンに

起用した谷繁監督の期待に見事答えた。

これでチームは連敗ストップ。大野の気迫を引き継ぎ

上昇気流に乗っていきたい。

 



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