【谷繁選手兼任監督のコメント】
(自身の持つプロ野球記録を更新した27年連続のHRについては)
犠牲フライには、打った瞬間なるかなぁと思いましたよ。
ボクの頭の中にはフォークかストレートというのがあったんですが、
瞬間にカラダが反応して上手くバットの芯に乗ってくれました。
打ちたくてHRを打てる打者じゃないで、ボクは。
これまでもそうでしたけど、
何とかしようと思ってそんな対応がHRになったんだと思います。
(今季初安打が出ての4安打。ここまで1本が出なかったことへの焦りは?)
これまではありましたね。
ただ、今年に関しては早く1本出るといいなという焦りは、
さほどありませんでしたね。
(今後のスタメン出場に関しては)
1年間、必要とされる選手でいたいと思ってこれまで現役を続けてきたんで、
そういう状態に徐々になってきましたから、
可能性は今後?くなっていくでしょうね。
【戦評】
谷繁"選手"がチームにゲキ。苦手・ビジターゲームで大勝。
前日、今季初めて本拠地で負け越してのビジターゲーム。
そんな甲子園での初戦に、谷繁"選手"が4安打1HRの大暴れ。
グランドで、打席で選手を鼓舞し、チームを大勝に導いた。
ゲームは序盤からドラゴンズ・ペース。
初回、大島の内野安打、平田のタイムリーであっさり1点を先制すると、
3回には更に2点を追加。
そして4回、この日今季2度目のスタメン出場の谷繁"選手"が
レフトへホームラン。
自身の持つプロ野球記録を更に更新する27年連続HRでダメを押した。
この後も3安打目、4安打目が出て都合ヒット・4本、1HRの大暴れとなって
谷繁"選手"。守っても左の大野を自在にリード。
好投手、阪神・メッセンジャーを圧倒的に打ち崩した。
今季最多16安打の打線、大野の力投でチームは5割に1日で復帰。
GW・9連戦の勝ち越し、ビジターゲームでのカード勝ち越しに望みを繋いだ。