【谷繁選手兼任監督のコメント】
7回は(無死満塁という)絶体絶命のピンチを田島が抑えてくれた。
良い流れが来るところで来なかった試合でした。
(先発・武藤は)打たれることもあるが、粘りながら投げてくれた。
(敗戦投手になった又吉は)少しだけボールが高い分、
打球がヒットコースに飛んでしまった。
(相手先発が右でも、右打者の福田をスタメン起用したことについて)
起用理由はいろいろあるが、良いホームランを打ってくれた。
(チーム全体として)長いシーズン、苦しいときもある。
それが先週から続いているが、何とか粘りながら戦っていくしかない。
【戦評】
ナゴヤドームで今季初の連敗&カード負け越し。約1ヶ月ぶりの借金1。
ドラゴンズの先発は武藤。初回、いきなり梶谷に2ランホームランを
打たれるが、その後は粘りの投球を見せる。
打線は2回に福田、4回に平田。2本のソロホームランで追いつき、
2対2の同点で試合は終盤の7回へ。
7回は武藤が無死満塁のピンチを作ったところで降板。
この絶体絶命のピンチで登板した2人目・田島は、
見事に無失点で切り抜ける。本来なら、ここで流れが来るはずだが、
今日は引き寄せることができない。
7回裏、打線が無得点で終わったのが悔やまれる。
すると8回表、又吉が相手の中軸、梶谷と筒香に連続タイムリーを打たれ、
勝ち越しを許す。8回裏には、ルナのタイムリーで食い下がるが、
反撃はここまで。最後は小笠原、高橋周平を代打に起用したが、
相手のストッパー・山崎に抑えられ、4対3。1点差で敗れた。
開幕から、ナゴヤドームでは特に強さを発揮してきたドラゴンズだが、
ナゴヤドーム6カード目で、初めてのカード負け越し。
また、ナゴヤドームでの連敗も今シーズン初めてである。
チームは、3カード連続の負け越し。
勝率5割を切り、4月1日以来、およそ1ヶ月ぶりの借金1となった。
明日からは、敵地・甲子園でタイガースと3連戦。
ドラゴンズは、ビジター球場では3勝12敗という成績だが、
何とかここから巻き返し、白星を1つずつ増やしていきたいところである。