4月26日は21年前に名古屋空港に中華航空140便エアバスA300-600R型機が墜落し264人が亡くなった「中華航空機事故」 が起きた日です。現場近くの愛知県春日井市の慰霊施設「やすらぎの園」では遺族会が主催する慰霊式などが行われました。着陸態勢に入った事故機では、副操縦士が間違ってゴーアラウンド(着陸やり直し)のボタンを押し、自動でゴーアラウンド行う機体を、無理に着陸させようと操作し、機首が上がりすぎて失速た状態で、真下にたたきつけられるように墜落しました。
あの事故が起きてから、中華航空は日本での呼称を「チャイナエアライン」に変え、同じ便の便名は150便に改められました。この日はチャイナエアラインの台北行きはエアバスA330-300が2便、設定されています。このヒコーキは台北を早朝に出発し、11時前にセントレアに着陸した「スカイチーム」特別塗装機です。滑走路中央の3本線やVORDMEのアンテナなどに差し掛かるチャイナエアラインのA330-300スカイチームカラー機です。
セントレアの滑走路から高速脱出誘導路へ抜けたチャイナエアラインのスカイチームカラーA330-300です。スカイチームは米国のデルタ航空やエールフランスなどを中心にしたアライアンス(航空連合)で、東アジアでは中国南方航空、中国東方航空、大韓航空が加盟しています。
チャイナエアラインのA330-300スカイチーム塗装機がセントレアのスカイデッキに近づいてきました。シルバーと紺色のスカイチームカラーは、とても精悍な感じがします。
1時間少々の折り返し時間で台北に出発する、チャイナエアラインのエアバスA330-300スカイチーム塗装機です。この便は台湾からの観光客に都合がいい時間帯に設定されています。
プッシュバックが終わり、間もなく動き出すチャイナエアラインのエアバスA330-300スカイチーム塗装機をアップで撮りました。前脚のそばに地上係員が一人残っています。チャイナエアラインズは2011年にスカイチームに正式加盟しましたが、これはかなり遅い方だと言えます。安全性が確立されたと認められるまでに、少々時間を要したのでしょうね。これからも安全運航を続けて欲しいものです。