【谷繁選手兼任監督のコメント】
(4回途中で降板の先発・若松について)
どうやって打者を抑えていくか、なかなか考えることができていない。
前回(広島戦)はうまくやっていたが…。
(若松・桂という若いバッテリーに対して)ミスはあったが、それよりも
周りの状況が見えなかったり、そういうのをなくしていかないと、
試合に出続けるのは難しい。今日のようなことをやっていると、
チャンスは減ってしまう。若松は下(2軍)に落とします。
(チーム全体として)今は、耐える時ですね。
【戦評】
今季2度目の同一カード3連敗。DeNAに抜かれ、4位に転落。
ドラゴンズは序盤の3点リードを守れず、手痛い同一カード3連敗を喫した。
ドラゴンズは初回、ナニータのタイムリーで先制し、
2回には大島の2点タイムリーで2点を追加。
相手先発の高崎を2回で降板させたが、肝心の先発・若松が今ひとつ。
3点リードをもらいながら、ボール球が先行する苦しいピッチング。
4回途中2失点で降板し、プロ初勝利は遠のいた。
若松をリリーフした2人目・岡田は、
5回、代打・後藤に同点タイムリー2ベースを打たれ、
続く6回には、梶谷・筒香に連続タイムリーを浴びて敗戦投手になった。
3点をリードしながら、ロングリリーフとなった2人目の小杉から
追加点を取れず、徐々に流れはベイスターズに傾いていった。
最終回は、3者連続三振でゲームセット。
ドラゴンズは開幕カードのタイガース戦以来、
今季2度目の同一カード3連敗。ベイスターズに抜かれ4位に転落した。
本拠地ナゴヤドームでは12勝3敗という好成績だが、それとは対照的に、
ビジター球場では2勝10敗という状況。何とかここから巻き返したい。
火曜日からは東京ドームでジャイアンツとの3連戦。
火曜日の先発が有力な大野には、ぜひチームの悪い流れを断ち切る好投を
期待したい。とにかく、ビジター球場での白星が是が非でも欲しい。