【谷繁選手兼任監督のコメント】
(この日も来日初勝利ならなかった先発のバルデス投手について)
自分の投球をしたと思うんですけど、最初の失点がHRでは・・・ですね。
ただ、しっかり投げてくれてますから。
早く勝ちをつけてあげたいですけどね。
こうゆう投球を続けていれば、白星はいつかついてきますよ。
【戦評】
またもやバルデスに白星つけられず。ビジター・3連敗。
前日、大敗から一新して臨んだこの試合、
ドラゴンズはルーキー・友永をプロ初スタメン起用するなど
打線改造の策を講じたが、これも功を奏さず連敗。
開幕から4カード全てのビジターゲームで負け越しとなった。
この日の先発は好投続くもなかなか白星のつかないバルデス。
テンポよく投げ込んではベイスターズ打線を打ち取る投球は期待通り。
そんなバルデスを打線も2回、早々に援護。
打線改造で5番に昇格した高橋周がライト線を鋭く抜ける2ベースを放ち、
ドラゴンズが幸先よく1点を先制した。
しかしバルデスがまさかの被弾。
2年目・嶺井にプロ初HRを許し同点とされる。
その後、飛雄馬にもタイムリーを浴びあっさりと逆転を許す。
その後は度重なる守りのミス、松井雅の一本調子な配球がアダとなり、
2点を更に献上。
集中力を切らさず献身的に投げるバルデスをバックアップし損ねた。
曇天の狭間に射した光は2人の若竜。
この日も5番・高橋周、6番・福田が揃って2安打を記録。
ルナの再合流まであと数日。打線は今が、まさに正念場。