【谷繁選手兼任監督のコメント】
(2点取られた9回について)
(本当なら)9回、ダブルプレーでおわってましたよ。
(大野は)交代させるつもりはなかった。
8回まで1安打、いいピッチングだから抑えていたんでしょう。
ボクからは大野には何も言ってないですよ。アイツには。
(桂について)
ファームでやってきたことをそのまま出してくれる。いいですね。
去年1軍で出ていたもんだと思っていたよ。
(ホームランについては)そこは正直期待してなかった。
ただ大1打席、変化球を捕えながらのファーストゴロ。
内容のある打席だなぁと思って見ていたよ。
キャッチング、ピッチャーへの声掛け、スイング、
すべてのことで余所行ではなく2軍でやってきたことを
彼は出してくれた。
【戦評】
ヤングバッテリーで快勝!打っては桂がプロ1号!!首位とらえた
まさに圧巻の投球だった。先発大野が8回まで許したヒットはわずか1本、
ストレートはいつもより若干遅めの140キロ前後だったが、
ヤクルト打線を打たしてとる頭脳的なピッチングを披露。
それを引き出したのがプロ初の出場となった2年目の桂だった。
9回こそ味方のエラーなどで2点を失ったが当たっている
雄平、川端を完璧に封じるなど好リードをみせた。
さらに打撃ではプロ第1号で大野の勝ちをアシスト、初のお立ち台では
「完璧でした。気持ちいいです。」と絶叫!大野からも「桂のおかげです。」と
お褒めの言葉ももらった。
若い2人でつかんだこの勝ちで首位ヤクルトに
ゲーム差なしとなったドラゴンズ。
11勝2敗と相性の良いナゴヤドームでこのまま一気に単独首位を狙いたい。