【谷繁選手兼任監督のコメント】
(先発・バルデスについて)中4日で、良くやってくれている。
早く勝ちをつけてあげたいですね。
(7回、平田の本塁突入がアウトと判定され)
審判からは、キャッチャーが次の動作にいってから(ミットから)
ボールが離れたという説明だった。ベンチから見ていたときに、
ランナーの足が入ったあとにタッチにいったように見えたが、
そういう説明をされたら、それ以上は言えない。これも野球です。
審判も必死にジャッジしている。こちらも必死にプレーしているし、
抗議にいくときはいくけど、しっかりした判定をしてもらえればと思う。
(プロ初登板で3失点のルーキー浜田智博について)
1軍に上げてから、ずっと投げる機会がなくて、
実戦から遠ざかっていた。しかもプロ初登板で緊張しただろう。
金子がこの前、プロ初登板。今日は浜田が初登板ということで、
この前も言ったように、打たれた悔しさとか、
なぜこういう結果になったのかということを、自分の経験の中に入れて
今後に活かしてほしい。
【戦評】
バルデス、またも好投報われず。ルーキー浜田はほろ苦いデビュー。
ランナーは出すもののチャンスであと1本が出ない展開。
終盤にはカープに引き離され、今季3度目の完封負けを喫した。
カープは2回、田中のスクイズで1点を先制。
6回のチャンスでは、雨天による33分間の中断から再開された直後、
代打・小窪のタイムリーで1点を追加。
8回には、この回途中から登板したルーキー・浜田智博が、
カープのルーキー・野間にプロ初ホームラン、
鈴木誠也に2ランホームランを打たれ、リードを拡げられた。
ルーキー・浜田にとっては、ほろ苦いプロデビューとなった。
先発・バルデスは6回2失点と試合を作ったが、また白星を挙げられず。
反対に、今日が来日初黒星となった。
なお、2人目で登板した金子は、今日がデビュー2試合目のマウンド。
打者4人をしっかり抑え、存在感を示した。
開幕から4番を打ってきたルナが、右ひじを痛めて登録抹消。
ルナの穴を、打線がカバーできるかも、今後のポイントになりそうだ。
チームは火曜日から、地元ナゴヤドームでスワローズ戦。
おそらく、神宮で完封勝利を挙げた大野の先発もあるだろう。
ここまで10勝2敗と勝ちまくっているナゴヤドームで、
再び貯金を増やしていきたい。