【谷繁選手兼任監督のコメント】
(試合を決めた平田選手のHRに関しては)
最高の形を作ってくれましたね。
でも今日は全員で拾った勝ちです。
リリーフ陣も良く頑張ってくれました。
(今季初登板・初先発で好投、惜しくも白星のつかなった若松投手に関しては)
持ち味である打者のタイミングを外して打ち取る投球で、十分な働きをしてくれました。
今後は順番を見ながら、(先発ローテに)入ることになると思います。
皆で競争しながら刺激を与えてくれればね。
(ルナ選手の欠場でプロ初の4番で先制打を放った福田選手については)
まぁ、経験を積んで。一つずつですよ。
(ルナは)右肘です。抹消します。最短で戻す予定です、長くはならないと思います。
(代走出場した捕手の武山選手が故障退場。自身がマスクを被ったことに関して)
ちゃんと備えてきました。大丈夫ですよ。
(武山は)詳しい話は入ってないんでね。足首をやったんじゃないかな?
【戦評】
平田がまた決めた!不惑・黒田に負けなし、フレッシュドラゴンズ。
前夜スミ1で敗れたドラゴンズ。
しかもこの日は4番のルナを故障で欠く苦しい試合だったが、若竜が躍動。
延長11回、平田の決勝HRで3対2とカープに競り勝った。
先発は3年目でプロ未勝利の若松。
まだまだ脂の乗ったMLB帰り不惑の・黒田と堂々の投げ合いを演じる。
共に持ち味十分の投球で序盤を締めると、試合を先に動かしたのは鮮竜打線。
2塁にエルナンデスを置いて初4番の福田が右中間に大きな飛球。
プロ初の3ベースで黒田から先制点を奪った。
試合はカープに同点とされてからは一進一退、延長戦にもつれ込む。
そんな接戦を決めたのはルナの欠場にも関わらず、6番降格となった平田。
カープの守護神・ヒースから会心の一撃を左翼席に運んだ。
今季初HRにして決勝弾。一振りで鯉を料理した。
1番・エルナンデス、2番・亀澤、3番・大島、4番・福田、5番・ナニータ、6番・平田、
7番・高橋周、8番・松井雅、9番・若松。
フレッシュな顔ぶれにドミニカンのエッセンスが加わり、最高の芳香を放っている。