【谷繁選手兼任監督のコメント】
何度やってもサヨナラ勝ちは良いね!ナニータがよく打ってくれた。
(エルナンデス・ルナ・ナニータ、ドミニカ人選手の活躍に)
最近は「3D」なんて言われているんだって?それも良いね。
(先発バルデス、8回のけん制悪送球は)ミスというわけじゃないが…。
その直後、本人が投げると言うから、その思いを酌んだ。
本当に野球が好きなんだろうね。コントロールがすばらしい。
また、福谷が良い流れを作ってくれた。
(4回にタイムリーを打った福田について)本人にとっても踏ん張りどころだったが、
しっかり結果を出してくれた。
(サヨナラ打のナニータは)コンパクトに打てる技術が高く、
ヒットゾーンに飛ばす力を持っている。
(セリーグで10勝一番乗り)今の段階で、10勝でどうこうというわけではないが、
1つでも多く勝てるように、明日からまたやっていきます。
【戦評】
9回、代打ナニータが殊勲のサヨナラ打!単独首位!
今日、試合を決めたのは新外国人のナニータだった。
同点で迎えた9回裏、ドラゴンズは1死1・2塁のサヨナラのチャンスを作ると、
代打で起用されたナニータが、左中間へライナーを飛ばし、来日初のサヨナラ打。
チームは早くも今季4度目のサヨナラ勝ち。
開幕カードで3連敗したタイガース相手に、今季1勝目を挙げた。
試合は中日先発・バルデス、阪神先発・岩田の投げ合い。
中日1点リードの8回、バルデスが自らのけん制悪送球をきっかけに
同点に追いつかれたが、チームは流れを手放さなかった。
先発・バルデスは8回2失点。またも来日初勝利は手にできなかったが、
持ち前のコントロールの良さを発揮し、要所をきっちり締める好投だった。
これで、エルナンデス、ルナ、ナニータ。3人のドミニカ人野手が、
揃ってサヨナラタイムリーを打ったことになる。
チームは試合が中止となったDeNAを抜き、単独首位浮上。
セリーグで最も早く10勝に到達。ナゴヤドームでは9勝1敗となった。
明日の予告先発は、前回登板でスワローズを完封した大野投手。
このままの勢いで、どんどん貯金をい増やしていってほしいところだ。