4月10日にMRJの工場を見学しましたが、工場の敷地内は全て撮影禁止でした。三菱航空機から提供された写真画像を今回もご覧いただきましょう。正面に機体の全景が見えるのは飛行試験機の2号機で、手前に胴体が太く写っているのは3号機、右側に左主翼の一部が写っているのが1号機です。2号機の右主翼の上に「JA22MJ」と機体番号が原版では確認できました。当日の見学スペースは1号機の右側にあり、1号機の機番「JA21MJ」が、肉眼ではっきり確認できました。機番の意味ですがJAは日本国籍の記号で、21は三菱航空機が選んだ任意の数字、MJは三菱航空機が選んだ任意のアルファベット2文字です。JAの後は数字3文字+アルファベット1文字か、数字2文字+アルファベット2文字で登録するのが原則となっています。
こちらは三菱航空機から提供された組み立て中の飛行試験機4号機の写真です。胴体に主翼のメイン構造部分が取り付けられていますが、水平尾翼はまだ取り付けられていません。こちらの機番「JA24MJ」は、このブログの写真でもお分かりいただけるかと思います。1号機の初飛行は9月〜10月に延期になりましたが、初飛行の前に行われるはずの地上走行試験は、ぜひ自分のカメラで撮りたいですね。この目で実機を見て、間違いなくカッコいい被写体になると思いました。