【谷繁選手兼任監督のコメント】
8回、9回の流れを見て、どうかなと思っていた。
みんなで踏ん張って、最後は4番が決めてくれました!
チームとしても粘り強い戦いができている。
(9回、同点となった場面は)少し考えれば、違った選択肢があったかもしれないが、
少しずつ覚えていってくれれば。
(先発・吉見は)ゼロで抑えているので充分です。
先発に勝ちをつけてあげたいという気持ちでみんなやっている。
ナゴヤドームだけじゃなく、全ての球場で勝ち越したい。また、明日からですね。
【戦評】
4番ルナ、来日初のサヨナラヒットで再び同率首位。
延長12回までもつれた一戦は、4番の一打で決着した。
ドラゴンズの負けがなくなり、同点で迎えた12回裏、
2死1・3塁のサヨナラのチャンスを作ると、打席には4番・ルナ。
ベイスターズ・加賀の代わり端、初球をセンター前に弾き返し、サヨナラ勝ち。
来日3年目で初のサヨナラヒットで、4時間30分を超える熱戦に終止符を打った。
ドラゴンズは先発の吉見が7回無失点の好投。
8回に追いつかれ、その裏、平田のタイムリー3ベースで勝ち越しながら、
9回表に福谷がロペスにソロホームランを打たれ、再び同点となる展開。
終盤にもつれたが、一度も相手にリードを許すことなく、
押せ押せで試合を進めたドラゴンズが、最後は上回った。
ドラゴンズは今季3度目のサヨナラ勝ち。ナゴヤドームでは8勝1敗という数字だ。
なお、今日勝ったことにより、ベイスターズと並び、同率首位となった。
火曜日からは、開幕カードで3連敗を喫したタイガースが相手。
この勢いで、さらに貯金を増やしていきたいところである。