【谷繁選手兼任監督のコメント】
（粘りの投球で今季初白星をあげた先発・山井投手については）
山井が粘り強いピッチングをしてくれましたね。
なんとか山井に白星がついたことが今日一番良かったことかな。
開幕からずっといいボールを投げてくれてるし、自分の形がしっかりしていますね。
やっぱりゲームをコントロールできる、そういう力がしっかりついてきたなと
思います。
（前日の4三振から、今日はタイムリーを放った高橋周選手については）
いつも打ってくれればいいんですが、今日は必死に喰らいついてくれましね。
（活躍している外国人選手3人については）
しっかり試合の中で良い仕事をしてくれているので、外国人3人、
このまま続けいってほしいです。
（本拠地・ナゴヤドームで7連勝となったことに関しては）
やはり、地元で勝つことが1番いいことなので、どの球場でもそうなんですけど、
常に勝つという目標に向かってこれから進んでいきたいたいです。
【戦評】
粘り勝ちドラゴンズ、強い本拠地でまたもやエル打。連敗STOP。
7連勝が止まり神宮で苦戦を強いられたドラゴンズだったが、
今季ここまで負けなしの本拠地・ナゴヤドームで復活。
我慢比べの1戦をゲーム終盤の集中力でモノにした。
試合は中日・山井、DeNA・久保の両開幕投手で幕を開ける。
ともにここまで勝ち星の両投手だが、この日も辛抱強い投球を求めれる展開。
そんな中、先制点をあげたのはドラゴンズ。
4回、この日5番・スタメンのナニータが先制打を放つと、
前日・4三振の高橋周が貴重な追加点となるタイムリーをセンター前に。
これで何とか逃げ切りたいドラゴンズ・先発の山井だったが、
6回に筒香のタイムリー、８回にはロペスのタイムリーで同点とされてしまう。
しかしチームの窮地を救ったのはまたもや好調・ドミニカン。
チームの連勝を支えてきたエルナンデスが1死2塁の好機でセンターに千金打を
放った。
その後も追加点を加えたドラゴンズ、終わってみれば6対2の寄り切り勝ち。
これでチームの連敗は2でSTOP。再び同率の首位タイに返り咲いた。