【谷繁選手兼任監督のコメント】
相手投手が黒田ということで、そうチャンスはないと思っていましたた。
一つのチャンスで大島が一振りで決めてくれたということですね。
(982日ぶりの白星が移籍後初勝利となった先発の八木投手については)
3戦目の大阪ドーム時よりも今日の方がいい高さにボールが行っているなと、
ベンチ、横から見ていて思っていました。
安心とまでは行かないけど、いいところまで投げてくれるだろうと思っていました。
秋のキャンプから必死に取り組んでいる姿勢、
常に野球と向き合っている姿を見ていたので、頑張ってほしいなと思っていました。
(5連勝については)
その日の試合を集中してやる、選手には常にそういっています。
【戦評】
竜、黒田撃ちで 5連勝!
ドラゴンズは今最も球界で注目を集める男・広島の黒田を撃破。
一点突破の集中力でチームは5連勝をあげた。
ドラゴンズの先発は前回登板、4回4失点と、
開幕ローテ・初登板で結果が出なかった八木。
しかしその八木、カープ先発の黒田に負けず劣らずの投球で試合を引き締める。
そんな八木の好投に黒田攻略で報いたい打線は、中々突破口が見つからない。
内外角に制球された直球、メジャー仕込みのツーシームの前に、凡打の山。
そんな展開をこじ開けたのが、前日サヨナラ打のエルナンデス。
この日2安打目を放ち出塁すると、これを起点にドラゴンズが好機を作る。
ここで決めたのが選手会長・大島。
ランナー2人を置いて、そこまで打ちあぐねていた黒田から殊勲打を放った。
一方の先発・八木は低めに直曲球を丁寧に集める投球。
気付けば奪った三振は10個。7回を4安打無失点と堂々の結果で投げ終えた。
これでチームは今季最多を更新する5連勝。