3月29日(日)から航空業界は夏ダイヤに入りました。セントレアでは中部⇔那覇路線に2社が新規参入しました。ジェットスタージャパンとソラシドエアがこの日から1日1往復を運航します。ジェットスタージャパンは、セントレア4階イベントプラザのステージでセレモニーを行い、鈴木社長は「沖縄便は好調な予約をいただいている。ゴールデンウィークや夏休みなど、多くの方々にご利用していただきたい。」と挨拶しました。ジェットスタージャパンのセントレアからの就航先は新千歳・福岡・熊本・鹿児島に次いで5空港目となり、JALグループの4空港を上回りました。写真は式典で挨拶するジェットスタージャパンの鈴木社長です。
ジェットスタージャパンの那覇行き初便用機材が7番スポットに到着しました。すでに2・3番スポットにもジェットスター機が到着しており、6機中3機がジェットスターのエアバスA320となっています。
ジェットスタージャパンの那覇行き初便GK381便が定刻の11:55から10分ほど遅れて7番スポットを離れました。雨で濡れた地面に機体が反射しており、運よく写った衝突防止灯が、実機では目立たないのですが、反射した機体ではしっかり目立ってくれました。
沖縄・那覇空港へ向け離陸上昇するジェットスタージャパンのエアバスA320です。ドイツのLCCでA320が墜落する事件がありましたが、ジェットスタージャパンの鈴木社長は「A320は信頼性が高い機体。情報をしっかり集めて、安全最優先で対応していく」と話していました。
もう一社はセントレア初就航となるソラシドエアです。こちらのセレモニーは8番搭乗口前で行われ、ソラシドエアの上田副社長をはじめ、セントレアの川上社長、国土交通省の空港長、ANAの支店長がテープカットを行いました。ソラシドエアは羽田や那覇と九州各地などを結んでいるスカイネットアジア航空が、2011年にブランド名を変更したものです。那覇便でセントレアに初めて乗り入れたことについて、ソラシドエアの上田副社長は「利用する機会の多い那覇便で、まず名前を知ってもらいたい」と語りました。
那覇行きの初便となるソラシドエアのボーイング737-800がセントレアの8番スポットに到着しました。本来、那覇から14:10に到着する機体が、折り返しの14:45発那覇行き初便となるのですが、大幅な到着遅れが生じたため、初便セレモニーに遅れが出ないよう、羽田から予備の機体を回航しました。14:00直前に、セレモニーを行う8番ゲート付近からガラス越しに撮影しました。
ソラシドエアの那覇行き初便SNA69便は、ほぼ定刻にセントレア8番スポットから離れRWY36へ向かっています。ソラシドエアの便は全てANAとのコードシェア便で、セントレアでのカウンター業務や地上ハンドリング業務などはANAが行っています。
雨で霞むセントレアのRWY36を離陸するソラシドエアの那覇行き初便ボーイング737-800です。ソラシドエアの就航に合わせて、コードシェアをするANAはセントレア⇔那覇便を1便、減便しました。スカイマークも経営破綻にともなって、すでに1便を減便しており、セントレア⇔那覇の便数は、実質的にはこれまでと変わりません。しかし、3社から5社に航空会社が増えたことは、利用者にとって選択肢が拡がり、撮影をする立場からも大歓迎です。