那覇空港の撮影スポットとして代表的なのが瀬長島です。滑走路の南側にあり、北風のときに使用されるRWY36の着陸機を撮るには最適なポジションと言えるでしょうね。島に渡る海中道路がファイナルアプローチのコースを横切っていますので、移動すれば午前も午後も順光の写真が撮れますし、真上をヒコーキが通過する迫力あるシーンも体験できます。瀬長島の高台に2年前、琉球温泉瀬長島ホテルが開業し、空港を望む客室はもちろん、駐車場付近にも撮影できる場所があり、午後の絶好ポイントだと思います。写真は着陸寸前のピーチアビエーション、エアバスA320が、離陸待ちのピーチA320の上を通過する一瞬です。
瀬長島の高台から那覇空港に着陸寸前のANAボーイング737-800です。バックに陸上自衛隊の那覇駐屯地、その後方に那覇の市街地が広がっています。機首のすぐ先にイオンの看板があるのですが、お分かりでしょうか？場所は「ゆいレール」＝沖縄都市モノレールで、那覇空港から2駅目の小禄駅に直結しています。上層階は駐車場ですので、そこから撮るとどんな写真になるか気になっていました。
これまで、買い物や食事で何度も行っているイオン那覇店ですが、今回、初めて6F駐車場から撮影を試みました。那覇空港にアプローチするANAのボーイング777-200です。手前に建物やクレーンがあり視界が遮られ、これ以上胴体の長いB777-300では、空間に入りきらず、逆に小型機では物足りなさを感じます。ヒコーキ後方の建物は瀬長島ホテルです。
同じ位置にJALのボーイング777-200がアプローチしてきました。レンズは640ｍｍ相当ですが、機体がこれだけ小さいのは、それだけ遠くから撮っているということですね。グーグルの地図で計算しますと、ヒコーキまで約3km離れています。この日は天候が悪く逆光の時間帯でも、まずまず写ってくれましたが、晴れて空気が澄んだ午前中に、改めて挑戦したいと思います。
イオン那覇店の6F駐車場から離陸上昇中のANAボーイング777-300ポケモン・ピースジェットを撮りました。640ｍｍ相当で、瀬長島ホテルをバックに着陸する機体よりは、大きく写ります。青空と、いい感じの雲があれば、このアングルも使えそうですが、いずれにしても晴れた午前中、そして北風のときが勝負ですね。