今朝のNHKニュースで、国産ジェット旅客機「三菱リージョナルジェット・MRJ」が5月29日(金)に初飛行する計画であることが報道されました。具体的な日付が出てきたのは初めてです。県営名古屋空港を離陸し、太平洋上か天候によっては日本海側へ試験飛行をし、1時間ほどで県営名古屋空港に戻る予定だということです。私はまだMRJの実機の写真を撮れていませんので、模型の写真でお許しください。2012年10月にポーとメッセ名古屋で行われた国際航空宇宙展で撮影したものです。
このイラストはJALがMRJを発注した際に発表された予想イメージです。胴体に比べてエンジンが太いのが特徴で、機首が絞り込まれて精悍な印象を受けます。JALは昨年8月にMRJを32機発注しましたが、このヒコーキを最初に発注したのはANAです。ANAは2008年に世界に先駆けてMRJを25機(10機はオプション)発注し、ローンチカスタマーという特別な存在になりました。ANAには2017年に第2四半期に初号機が納入される予定になっています。一方JALは2021年から国内線に投入する予定です。このまま初飛行から試験飛行が順調に進んで、無事納入されることを願っています。5月29日の初飛行が計画通り実現してほしいですし、ぜひ見にいきたいですね。展望デッキかエアポートウォークか?悩みますが、どちらも混雑しそうですね。