ことしもドラフト会議で、
多くのアマチュア野球選手が
プロへの切符を手にしました。
その一方で、
戦力外通告を受け、
トライアウト受験を目指す選手たちが
きょうも
ナゴヤ球場で練習を続けています。
先日も…
http://www.tokairadio.co.jp/announcer/ohsawa/entry-18726.html
きょうは
10月1日に涙の引退登板を終え、
球団職員となった小林正人さんが、
屋内練習場で
マウンドに立ちました。
トライアウトを受ける
田中大輔選手に対して
打撃投手を買って出たのです。
「大事な時期ですから
当ててしまってはいけませんし、
打ちやすいように投げるということは
今まで考えたことがなかったので難しいですね」と
笑った小林さん。
きのう、
引退登板以来はじめてボールを握り
準備をしたそうです。
秋季練習が終わったグラウンドでは、
きょうも英智コーチがバットを握り、
同じくトライアウトを受験する井藤選手に
ノックしています。
戦力外通告されようとも、
引退しようとも、
みんな、
同じユニフォームを着て汗を流した
「仲間」なのです。