10月18日、初の国産ジェット旅客機「三菱MRJ」のロールアウト(関係者へのお披露目式)が県営名古屋空港に隣接する三菱重工小牧南工場で行われました。テレビのニュース番組では、かなりの時間を取って特集を組んだ局もありましたので、ご覧になった方も少なくないと思います。映像で見たMRJの実機、なかなかカッコいいと思いました。胴体が細長くスマートなこと。機首が尖って精悍な感じがすること。最近の主流である太いエンジンも、ヒコーキのバランスを良くしていると思います。写真の模型は飛行状態のものですが、お世辞抜きで美しいと思います。来年春に予定されている初飛行が楽しみですね。
同じ日、私はセントレアでデルタ航空のジャンボ機、ボーイング747-400を撮影しました。10月26日がセントレアでのラストチャンスと伝えられていますので、私のスケジュールから考えますと今回が最後の撮影になりそうです。この日、セントレアの立体駐車場は混雑しており、第1駐車場のいちばん南側のA棟だけが空いていました。屋上の滑走路側に車を停め、さっそく撮影しました。RWY36の着陸機は朝の早い時間の方が、順光できれいな写真が撮れると思いますが、見晴らしはいいです。照明灯などに機体がかぶらない様にシャッターを切りました。
セントレアのスカイデッキに移動し、撮影をしていましたらビジネス機が着陸しました。ガルフストリームG550と思われます。東京→ニューヨークをノンストップで飛べる航続性能を持ち、飛行高度は大型旅客機を上回る15,000mも可能です。大きなエンジンに書かれた機番からロシア国籍の機体です。MRJと比べますと、エンジンと水平尾翼の位置が違いますが、胴体が細身でスマートなところ、機首の尖った形状など、共通点を感じます。