今日は、昨年に続いて2回目、名古屋の街に笑いの神が舞い降りる!!
『やっとかめ文化祭〜芸どころ・旅どころ・なごや〜』をご紹介しました。
名古屋のまちを丸ごと舞台にして、歴史や文化を様々な角度から
体験してもらえるイベント。
伝統芸能の路上ライブ や まちなか寺子屋、歴史まちあるきなどがあります。
無料で楽しめるものから、有料のものまで様々、
開催は 10月31日(金)〜11月24日(月・休)までの25日間で、
130を超えるプログラムが用意されています。
(すでに講座によっては、残席わずかのものも)
名古屋の街中で、大御所の狂言師が、路上ライブをやっちゃいます。
オアシス21 とか、中日ビルとか、いろ〜〜〜んなところで、期間中 16回も。
その他、普段なかなか見ることのできないお座敷芸や お琴や長唄、
どれも無料で、まちなかで見られます。
その他、こうした期間ならではということで、珠玉の舞台もいくつか用意されています。
例えば、名古屋っ子が愛した芸事の数々を一度に楽しむ欲張りな舞台として、
都都逸、尾張漫才、落語、講談など町人文化で花開いたものを、
尾張徳川家の菩提寺である建中寺で見られたりします。
こちらは有料で、2500円です。
その他、能・狂言の舞台もあります。
そして、さらに、みなさんに身近に体験していただけるものとして、
まちなか寺子屋、歴史まち歩きがあります。
伝統芸能のお稽古から、歴史文化講座まで色々です。
私は、【お座敷唄で 恋愛ゲームをしよう】に惹かれますね〜。
1500円ちょい呑みつき。
お座敷唄って多くが面白い恋愛がネタになっていますので、
ちょい呑みしながら、お座敷唄 恋愛ゲームを疑似体験できるんだそうです。
まちあるきも、たくさん用意されていて、
意外な場所が 意外な人 ゆかりの地だったりします。
例えば、笠寺は、宮本武蔵 ゆかりの地。
巌流島の決闘のあと40歳ごろこちらに来て、尾張藩に仕官したかったのですが、
すでに尾張藩には柳生兵庫助(ひょうごのすけ)という剣豪がいたため、
仕官は かなわなかったそうです。
しかし、笠寺の東光院というお寺を宿坊としていて、
今でも自作の木刀や自筆の書、肖像画もあるそうです。
また、武蔵の流派である円明流が尾張ではずっと伝えられています。
こうした武蔵由来の 木刀や掛け軸をみたり、そのほかにも
不遇な生活から貴族のお姫様になった玉照姫(たまてるひめ)伝説が
笠寺には伝わっていますので、
下町情緒がのこる笠寺を散策するコースも面白そうです。
130を超えるプログラムの数々、
ぜひ体験してみて、いにしえの人々と、文化を通じて交流してみてください。
公式パンフレットは、名古屋駅と金山駅 観光案内所、オアシス21にあります。
9月29日〜 市内の各地下鉄の駅に 置かれます。
詳しくは、やっとかめ文化祭のHPをご覧ください。
(市内の図書館 生涯学習センター 福祉会館にも置いてある )