【谷繁選手兼任監督のコメント】
(先発・山井について)粘り強くゲッツーを取ったり、あまりバランスが
良くなかった中で、丁寧に投げていた。悪いなりに、ゲームを作ってくれた。
(セリーグ2位タイの11勝目に)トップは12勝だっけ?
チャンスがあれば全員で協力したい。
(先発メンバーを大幅に変更したことについて)9連戦なんで、
ポジション、ポジションで分けながら。
(3安打3打点の森野は)山井が投げるときだけ打ってるね(笑)
波長が合うのかな?うまく打っているね。
チームとしては1戦1戦勝っていかないと、うちはどうにもならない。
【戦評】
山井&森野。36歳同級生コンビの活躍で快勝。
試合時間2時間32分というひじょうにテンポが良い試合。
昭和53年生まれの山井と森野。同級生コンビの活躍が光った。
森野は初回にタイムリー、3回にタイムリー2ベース、6回にソロホームラン。
ドラゴンズの全得点を挙げる活躍で、大いに勝利に貢献。
あと3ベースが出ればサイクルヒット達成という活躍を見せた。
先発の山井は7回1失点の好投。ピンチを併殺で切り抜けるなど、
走者を背負ってからの粘りのピッチングが光った。
山井はセリーグ2位タイの11勝目。十分に最多勝のタイトルを狙える位置にいる。
試合は8回は又吉、9回は福谷という勝ちパターンで締め、
カードの初戦を取り、スワローズとの対戦成績を11勝11敗のタイとした。
4位・ベイスターズが敗れたため、ベイスターズとは0.5ゲーム差に縮まった。
投打のかみ合った勝利。まだまだ、逆転でのCS進出を信じ続けたいところである。