今週 番組で紹介するのは、こちらの本。
「聞く力」が150万部の大ベストセラーになった エッセイスト阿川佐和子さんの「叱られる力 聞く力2」。とっても面白かった~!
阿川さんの飾らないお人柄が文体にでていて、新書なのにすぐに読めちゃう、。「聞く力」出版後、取材を受けるたびに今の世の中「叱られること・叱ること」が非常に難しく皆が悩んでいると気づき、この本を出版することに。
阿川さんのお父様は(小説家の阿川弘之さん)非常に厳しい「ザ・昭和!」の方。「子どもに人権はない!」と堂々と言い放つご家庭に育ち、そんなお父様から、日々叱られる中、叱られないようにあれこれ考え、受け入れる力がついていったのだと思われます。つまりは、叱られることも「聞く力」という受信力なのですね。
部下の叱り方は、「借りてきた猫」なのだと。これ、みなさんご存知ですか?私は知りませんでした。部下がいて叱り方に困っている方は、ぜひ。また、妻との会話の秘訣は、「英語でオウム返し」これ、かなり有効だと思いますよ(笑)
「ちょっとあなた!聞いているのっ?!」とは怒られない上級手段。
あとがきはとても納得。人間の感情の喜怒哀楽と中庸について。私も阿川さんと同感です。ぜひ皆様もお手にとってみてくださいね。
8月9日(土)東海ラジオ 小島一宏一週間のごぶサタデー「いい本この本立ち読み情報」のコーナーで詳しく!今週も3名様に本のプレゼントがあります!
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『 叱られる力 聞く力2 』
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