今朝のニュースや朝刊で、三菱航空機の国産小型ジェット旅客機ＭＲＪにアメリカのイースタン航空から、最大40機の発注があると伝えられました。現在は覚書の段階で、正式契約はこれからということですが、明るいニュースですね。英国のファンボロー航空ショーは世界有数の航空ショーで、新型機のデモフライトや、地上展示、商談ブースなどがあり、今回は民間機ではボーイング787-9とエアバスＡ350ＸＷＢのデモフライトが目玉になりそうです。イースタン航空はかつてアメリカの名門航空会社でしたが、経営破綻し1991年に運航停止になりました。商標権を買い取った企業グループが2代目イースタン航空が立ち上げ、2015年にボーイング737で運航開始を目指しているようです。ＭＲＪがイースタン航空の復活の一翼を担えたらいいですね。ＭＲＪは初号機のエンジンが搭載されヒコーキらしい形になってきました。来年、初飛行の予定ですが、テスト機が航空ショーでデモフライトをするシーンも見たいですね。写真の模型は一昨年10月ポートメッセ名古屋で行われた、国際航空宇宙展で展示されていたものです。後方の丸い輪切りは、実物大の客室模型です。