JALグループの小型ジェット機はいずれもJ-AIRが運航しています。写真の機体はブラジル・エンブラエル社製のE-170です。通路を挟んで2-2のシートが、ゆったりと76席あります。胴体の太さに比べてエンジンが小さく感じられます。新千歳空港の滑走路RWY19Rから離陸滑走を始めたところです。
上の写真と同じ滑走路ですが、ほんのわずか手前のポジションにいます。このヒコーキはカナダ・ボンバルディア社製のCRJ-200で、50席あります。新千歳空港の展望デッキの同じ位置から、どちらも400mmのレンズで撮っていますので、実際の大きさの差を反映しています。CRJはビジネスジェットをベースにしていますので、胴体が細く、見た目はスマートですが通路を挟んで2-2のシートは、E-170よりも明らかに狭いです。ちなみに、この2機種はGE社製のCF-34シリーズのエンジンを搭載しています。もちろん機体が大きいE-170の方がハイパワーなエンジンを積んでいます。このエンジンにはIHIや川崎重工など、日本メーカーも生産に係わっています。世界の2大、小型ジェット機メーカー、エンブラエルとボンバルディアを運航しているJALグループ。将来JALの鶴丸をまとったMRJの姿を見る日が来るのか?楽しみに待ちたいと思います。