今日の ごぶサタデー のりこのごくらぶ は、日本舞踊 西川流 西川千雅さんを
お迎えしました。
三世家元 西川右近さんのご長男で 9月に行われる 【 名古屋をどり 】 の
千秋楽 9月7日(日)に 四世家元を継承されます。
かつては、東海ラジオでも パーソナリティーやレポーターとして 活躍されたり、
海外留学をされたり、古典のみならず 様々な分野で、出演・演出をされたりと、
八面六臂の活躍の千雅さん。今は、大学で教鞭をとりながら、自身もまた
別の大学で 大学院生もなさっているという。。。すごいですよね~~。
名古屋に およそ170年の歴史を持つ西川流、やはり、継承となると、
その重みを感じて、 【 夜 うなされることがある 】 と おもしろおかしく話してくださいました。
名古屋は、京都や江戸と違い、古典だけでなく、何か 【 工夫 】 をする土地柄なので、
西川流も色々な工夫を取り入れて、新時代にあった家元として、
組織を守っていきたいとのこと。
今回の家元継承披露の【 第67回 名古屋をどり 】でも
古典披露の昼の部には、MCをいれてみたり、記念写真が撮れたりできるブースなども展開し、
中日劇場が 丸一日 【日本まつり】の雰囲気にしてみるそう。。。
夜の部では、右近さんの書き下ろしの新作 舞踊小芝居を披露し
千雅さんが、音楽を担当され、裏方でも親子競演。
【 ぼくが ものすごい 師匠に気をつかってやってます~~~ 】
と、これまた 気さくに お話くださいました。
時事ネタを ふんだんに取り入れたコメディータッチの舞踊子芝居
【 平成版 NARAKA 壱丁目 】
継承披露なのに、地獄を意味する NARAKAという 演目だそう。。。(笑)
今回は、千秋楽は、東京・金沢・名古屋からの芸者衆たちが勢ぞろいして華やぎます。
そして、家元継承が行われます。
楽しみですね。
また最近、右近さんが、あるときに 手締めを頼まれたときに
名古屋独特の手締めがないので 新たに作ろうとのことで、さきごろ出来上がった、
【名古屋締め】も教えていただきました。
名古屋の上町言葉も 【 なも 】 をつかった 手締め。
これから、広まるといいですね。
【 名古屋をどり 】 でも、きっとこの 【 なも締め 】 が行われるでしょうね。
みなさんも、新しい時代の古典、そして、名古屋に根付いた古典、
ユニークすぎる 四代家元が引き継ぐ 【 名古屋をどり 】 を観にいきませんか?
私も小島さんもうかがいます~~~!!
【 『第67回 西川流 名古屋をどり 】
9月3日(水)~7日(日)
中日劇場 昼 午後12時~、 夜 午後6時~
お席は、2160円~8640円まで。
千雅さん、これからもがんばってくださいね~~。