ごんた。
小さいごんたに出会ってからこれまでを思い返しています。
ずっと猫と育った私はいつか自分の猫を飼うことが夢でした。
結婚するときも、猫を飼うことを条件にしたくらいです。
ふと立ち寄ったねこやでごんたに会い、おうちに来るまでの2か月、毎週お店に会いに行ったね。
小さいごんたがおうちに来てからは、元気にしてるか心配で毎日駅から家まで走って帰ったよ。
玄関まで迎えにきてくれたね。
ありがとう。
冷蔵庫の上から私を見下ろしてたね。
にゃあって、鳴かないごんた。
目を見れば 何を考えてるかわかったよ。
花器の水を飲んだり、お茶菓子を食べたり、お稽古にも参加したね。
どさ、って音をさせてベッドに寝に来たよね。
早朝の仕事の時も、ごんたが一緒におきてくれたから頑張って会社に行けたよ。
泥棒が入った時は ごんた一人で隠れていたのかな?怖かっただろうね。
掌に乗るくらい小さかったごんた、
沢山食べて10キロの大きい子になったね。
玄関にだしてると近所の人が「山猫ですか?飼っていいねこですか?」ってびっくりしてて面白かったね。
ミルクとヨーグルトとあんことハーゲンダッツのクッキー&クリームがお気に入り、一緒によく食べたね。
辛いことがあるときはごんたが黙って聞いてくれた。
お母さんが死んだときも涙をなめてくれたね。
お母さんにごんたをみせたかったよ。
私の猫好きはおかあさん譲りだから。
息子が生まれた時、くんくん、不思議そうに匂いをかいでたね。
それまで主役だった立場を奪われてさびしかったかな?
ごめんね、ごんた。
息子と同じベッドに寝てる風景は本当にほほえましかった。
おにいちゃんのごんた。
写真をいっぱい撮ったからね。
今年に入って体調を崩してからは ずっと吐いてばかりでつらかったよね。
おなかを切って検査をして、結局治らない癌だってわかって
狸みたいだったごんたが狐みたいに細くなっちゃって。
食いしん坊のごんたが食べれないなんてどんなに辛かったか。
最後の2週間はほとんど食べれず、いすの下に隠れてたね。
最後の日の一日前、ごんたが初めて玄関に迎えに来てくれなかった。
よほど辛かったんだね。
最後の日、口をあけてハアハア言ってた。
ごんた、って呼んでも反応したくないかんじで もうこれは最後なんだなって 私もわかったよ。
心配する旦那さんと電話で話しているときに心臓止まっちゃったね。
耳が大きくて、白いおててをそろえて座るお利口なごんた。
約9年、一緒にいてくれてありがとう。
最後の2日を除いて毎日お帰りって迎えに来てくれてありがとう。
大好きな大好きなごんた。
亡くなった日の夜、のしのし、ってベッドに上がって、わたしの脇にぴたっとくっついて寝てたよね。
ちゃんと会いに来てくれてありがとう。しっかり感じたよ。
雨の中、うちの庭にごんたを埋めました。
お母さんが気に入って買ったおうちの庭に。
天国ではおかあさんにかわいがってもらいなね。
ごんたごんた、大事なごんた。
あいたいよ、よしよしして抱っこしたいよ。
ごんたの写真を毎日見ています。
ごんた、楽になったかな?
また、夢にでてきてね、お願い。
ごんたと一緒にいられて ほんとに幸せでした。
ありがとうごんた。
ごんた、大好きです。
ラジオの前の皆さんにもかわいがってもらったごんたが死んでしまいました。
家に帰ってもごんたがいないので、家に帰りたくないくらいペットロスです。
でも、公園で寝るわけにはいかないので帰っています。
いろいろあっても、みんな、生活を続けているんですよね。
私の本当に個人的な出来事ですが、最近ごんたどうしてる、って言ってくださる一部のかたへ報告です。
ごんた、いい猫でしたよ。
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ごんたへの手紙
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